『人事労務戦略』構築専門のコンサルタント 株式会社サムライズ

No.57話:日々、仕事を「振り返る」ことで明日に活かすことができますよ。

最近ですが、毎日、その日その日の仕事を3つピックアップし、それぞれ「できたこと」「残った課題」「課題に対して今後、どう取り組むか」「具体的にいつ、それを実行するのか」に分けたものを「リフレクション・ノート」と呼んで整理をするようにしています。

さて、「リフレクション(reflection)」とは「内省」という意味ですが、人材育成の場では「業務をいったん離れて、自分の仕事の進め方や行動、考え方を振り返り、見つめ直す手法」を表す言葉として使っています。私の場合はある書籍をきっかけに始めました。最初は「効果があるのかな。」と疑問に思いましたが、何日か取り組んでみると「次に取り組むべきこと」が次第に見えてきて、そして、そのことを「スケジュールに落し込むこと」ができ、仕事の早期での目標達成につながることがわかりました。

ポイントは、「あまり詳細に書き込まず、メモ書きレベルにする。」ということです。仕事の結果を詳しくまとめるとそれだけで負担になり、継続しなくなります。また、「次にすべきこと」がピンポイントでまとめることが出来なくなり、次の日の「これをするぞ。」という行動目標がぼやけてしまします。

また、「リフレクション」する当日の仕事を3つに絞ることも大切です。「あれもやった。これもやった。」など日によっては、3つを超えて整理したいときもありますが、そこはけじめをつけて、特に重要だった仕事の3つに絞って整理することです。仕事が複数あっても本質的なことは大きくは変わりませんから、振り返るには3つくらいがちょうどいいようです。

そして、「気持ちが落ち着いてから書く。」ことも重要です。仕事の終了直後の頭がヒートアップしているときに書くよりも、少し時間を空けてから書くと気持ちも冷静になっていますから、より客観的に仕事を振り返ることが可能になります。

実際には簡単な「なぐり書き」程度になりますが、慣れてくると10分くらいでまとめることができます。いかんせん、フリーランスで仕事をしているとこれまで立ち止まらずに振り返らずに日々仕事を続けていましたから、自分の行動に修正をかけることが疎かになっていたなあと反省しています。

経営者の皆さんも、立場上どうしても助言指導してくれる上司や先輩がいるわけがないですから、フリーランスの我々と同様に日々「前へ、前へ」と経営に突っ走っているのではないでしょうか。日々のご自身の仕事を見つめ直すには良い手法ですので是非、一度「リフレクションノート」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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