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No.269話:会社で働くことは「不自由」なことなんです。
2025.08.20
「我社は自由な社風で、従業員の自主性を尊重しているんです」「管理という言葉があまり好きではないので、仕事は従業員に任せています。労働時間もフレックスタイム制をとって、出退勤時間も本人に委ねています」このようなお話を経営者からいただくことがあります。その経営者の手法により、その意図を理解して従業員が自主的に行動し、業務を遂行していくことは率直に大変素晴らしいことだと賛意を表したいと思います。ただし、経営者の意図通りに業務が進んでいけばということですが。
少々、意地の悪い言い方をしましたが、経営者の思惑と違って「自由」「自主性」「委任」が従業員に正しく消化されずに行動されることが多いと思うので、「ただし」という条件を付けさせていただきました。その理由は「自由」「自主性」「委任」というものには「責任」が伴うということが、従業員の多くには理解されていないと思うからです。
そして、「自由」「自主性」「委任」を職場に認めさせる経営者も、実はよく解っていないように思えるからです。
特に従業員側にとって「自由にしていい」「自主性を重んじるよ」「この仕事は任せる」という言葉を都合よく理解しがちです。このような場合において前述のように仕事に対する「責任」が、全面的に自分自身に求められることが意識の中で抜けている人が多いのです。
「自由にしていい」などという会社からの言葉を、「好き勝手にしていい」「気ままにやっていい」という意味で解釈し、「結果」については考えずに行動してしまいます。
会社、経営者の意図は「自由」「自主性」「委任」によって、従来のような従業員の行動に細かな「管理」を加えないことで、新しい取り組みや行動、そして発想をして欲しいということにあると思います。すなわち「結果」は度外視して「好き勝手にしていい」「気ままにやっていい」ということではありません。(中には「結果は気にしなくていい。好きにやってくれ」という経営者もいますが、未来永劫に「結果」を度外視する意図ではないと思いますよ)
従業員に対する「自由」「自主性」「委任」が、有機的に機能するためにも会社による「管理」を忘れてはなりません。従業員に「結果」を求めることも忘れてはなりません。会社は学校でもサロンではないということを意識させなくてはいけないということです。
そもそも、「会社で仕事をする」ということは、経営者や上司による「管理」の下で行われるものですから「不自由」なことです。
経営者や上司も従業員に仕事の遂行にあたって、ある程度の「自由度」を与えても、程度の差はあれ自らの「管理」する責任は逃れることはできません。
従業員も経営者もお互いにそのことを忘れてはならないと思います。
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