『人事労務戦略』構築専門のコンサルタント 株式会社サムライズ

0798-36-7188

無料メルマガ登録

今週のコラム、各種ご案内をお届け中です。ぜひ、ご登録ください。

登録解除

No.287話:労働時間管理は「高生産性企業」の必須項目です。

メルマガやX(旧Twitter)でもコメントしておりますが、常々思いますに「労働時間管理にルーズな会社は生産性も低い」ということです。ここでの「労働時間にルーズ」というのは、例えば理由のない遅刻や無断欠勤に対して「寛容」であるというものです。「寛容」といえば聞こえはいいのですが、遅刻や無断欠勤する従業員に注意指導、あるいは懲戒処分ができない「ユルい」労務管理の会社ということです。

労務管理が「ユルい」と従業員は当然、ますます増長しはじめて日々、遅刻や無断欠勤を平気で繰り返すようになります。このような職場環境で仕事が行われれば、顧客や取引先との約束も疎かになり、信用を失う事態を招きます。その行きつく先は取引停止や業績の低迷です。

また、「まっとうな仕事をしたい」と考える従業員は、一部の不真面目な同僚による遅刻や無断欠勤が許される「ユルい」職場環境に失望して「退職」を選択します。すなわち、優秀な人材の「流出」という事態を招きます。結果として遅刻や無断欠勤を繰り返し、会社の信用失墜をおこす従業員が残っていくことになります。会社の生産性が低下して当然ということです。

そうならないため、つまり「生産性の高い」戦う企業組織にしていくには、「厳格な労働時間管理」が必須ということになります。「厳格な労働時間管理」と聞きますと「管理社会は今の時代に馴染まない」「自由度が高い組織の方が従業員は活き活きと仕事ができる」といったご意見をいただきます。しかし、「ユルい」と「自由」をはき違えてはなりません。

会社のルールを無視して好き放題に振る舞える環境が「ユルい」というのであって、決して許されることではありません。「自由」とは会社のルールを守ることを前提にして、そのルールの範囲で責任をもって自己判断で行動する(仕事をする)ということです。仕事の出来る人材は後者のように「自由」に行動をしているものです。

では、どうすればよいでしょうか。まずは会社のルールの基軸である労働時間を厳格に守らせることから始めることです。具体的には、理由のない「始業時間」の遅刻や無断欠勤の解消が思い浮かぶかと思います。これも大切なのですが、むしろ「終業時間」の遵守から始めてみることです。

「始業時間」の遵守は一般には多くの会社で厳格に取り組めていると思います。「理由のない遅刻は許さない」というものです。一方で「終業時間」の管理は多くの会社でもまだまだ「ユルい」状態なのではないでしょうか。「時間外労働の事前許可」を得ていない従業員以外は定時の「終業時間」が来たら、それまでに仕事を完了して退出することを徹底しましょう。「高生産性企業」への道はここから始まると信じて是非、実践してみてください。

コラム一覧

無料メルマガ登録

今週のコラム、各種ご案内をお届け中です。ぜひ、ご登録ください。

登録解除