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開催日:2021.10.23(土)
20年近くに亘り私は人事労務コンサルティングという仕事に携わってきましたが、この数年ほど取り巻く環境が急激に変わり、企業が「生き残るための事業」に必要な知識や技能を有した人材の確保のため、世界レベルで競争が激化している状況はありません。
しかしながら、日本国内の企業の対応の多くは、正直「精彩を欠いている。」と言わざるを得ません。それどころか、
など、現状認識が「甘い」と思わざるを得ない経営者もいます。
残念ながらこれでは「これから必要な知識や技能を有した人材確保」という問題を解決することは、大変難しいと思います。
今日のような変化の激しい世の中において、今すぐに必要な対策を講じておかなければ、後日に対応しても手遅れとなり「人材の確保」どころか「人材の流出」を招きかねません。そうなれば企業経営は立ち行かなくなり、日本経済にとっても大きなマイナスとなります。
私としては、こういう状況を「なんとかしたい。」という思いに駆られ、これまでに培ってきた知識や経験を活かして、これからの人事労務にあたって「何が求められるか。」、「そのためにどのようなノウハウが必要か。」を経営者に正しく知ってもらう必要がある考え、今回のセミナーを企画いたしました。
実はそれほど難しいことでもなく、目指すべきところは今も昔も変わりません。すなわち、
と労働者が思う会社にしていくことです。
そのためには従業員が現在、そして将来に向けて「不安」を感じず、個々の生活スタイルや価値観に基づいた「ニーズ」が尊重されて働ける環境を提供できることが必要です。
問題はその「不安」や「ニーズ」が多種多様となっており、今までのような従業員を一括りにして一元的に「管理」をする人事労務の手法ではもうダメだということです。
「ではどうするのか?」ですが、私はこれからの人事労務に必要なことは従業員一人一人の切実な「不安」や「ニーズ」にいかに「向き合い」、適切に対応するかであると思います。そして、そのために会社は何をすべきかがこのセミナーのテーマとなります。
ステップ1<現状認識>:
現状において従業員が抱えているであろう「不安」や「ニーズ」を想定し、あなたの会社の人事労務の課題と関連付けて整理する。
ステップ2<目標設定>:
世の中の雇用情勢、およびあなたの会社の規模、業態、労務構成、社風、今後の事業計画を踏まえ、目指すべき独自の「人事労務の在り方」を設定する。
ステップ3<具体策構築>:
「現状」と「目標」との「ディスタンス(距離)」を「埋める」べく、人事労務の項目(「人材育成」「採用」「労働時間」など)ごと具体策を組み立てる。
会社に対して以下の不安や悩みを感じている経営者は、人事労務の現状に対して問題意識がある方であると思います。
このセミナーはまさしくこのような不安や悩みの解消につながる内容となっていますので、是非とも受講されるべきと考えます。
・「雇用の流動化」を当然のものとして準備しているか。
・「賃金の納得性」だけで労働者をつなぎとめようとしていないか。
・あなたの会社でのキャリア形成だけを目的とした「学び直し」になっていないか。
・「健康経営」を「生産性向上」に結びつけて取り組んでいるか。
・従業員の「生活事情・家庭事情」にどこまで寄り添えているか。
・状況変化が激しい中での、「中期」とは。
・「法令違反」「倫理違反」は「中期」ではなく「今すぐ」事案である。
・会社事業がこれから目指すものは「事業拡大」か。「業態(業種)変更」か。
・事業目標を実現するための、人事労務部門の位置づけはどうあるべきか。
・目的地と現在地の距離から考えて優先すべき人事項目(「賃金」「採用」など)は何か。
・就業規則、諸規定は「作っている。」だけでは不十分である理由とは。
・利用目的が明確に答えられない「人事評価制度」は無意味である。
・時間数だけを管理しても、時間外労働はなくならない。
・「職場体験」や「面接」などを工夫せず、求人広告ばかりに経費をかけていないか。
・「この人でなければ処理できない。」と「属人化」した人事実務はすぐに解消すべき。
・従業員の「不安」「悩み」を受入れる組織体制は整っているか。
・労務トラブルの対応は「国防体制」と同じである。
・早期に労務トラブルの情報を人事労務が収集できるようになっているか。
・どのレベルで「スクランブル」をかけて、経営者と協議に入るのかを決めているか。
・トラブルのレベルによりリーダーシップをとる管理職を決めているか。
・「これまで」の苦い経験を「これから」に活かす方法を組み立てているか。
・過去の経験だけで対応を判断せず、早期に専門家に相談できる体制はできているか。
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